1994年夏、日課の朝の神埼川ロードワーク(8km)天気も良く気持ちよくスタート
走りだして1分ぐらい、
向こうから犬を連れて一見強面の人が棒を持って、犬は主人の顔色を見ながらヨタヨタと歩き変な様子,チョット悪い予感。
すれ違うその瞬間なんとも言えない犬の泣き声!振り向くとなんと!犬を
棒でムチャクチャにどついているではないか!なんと言う事を!虐待?それとも、犬の躾なのかな?と
思いながら再び走りだすが又、泣き声!
だんだん走る気も無くなり、気分も悪くなり帰ろうとするが犬の事が気になる。
犬の躾なのかな?と思いながら後を付けまわす。通りすがりの人は皆知らん顔、
頼むから一言注意を言ってやれ!!
あいつ!あの犬をどうするつもりやろう、なんと酷い事をするんやろ。
見るからに相手はヤーサン風、後々ややこしくなるやろうなと思いながらも、
如何にかならんのかと思いながら後を付けまわす事40分。
どつく棒が折れたら木の柄だを折ってそれで又、どつく,今度は蹴りまわす。
これは、どう見ても躾ではなく虐待と確信。
喧嘩をする? とはいえ相手はヤクザ?如何する?
ヤクザの報復は怖いぞ!ジムにきてジムを潰されるかもしれない。
でもそのまま見殺しにするのか、犬を助けるか!どちらを選ぶ!
もう、時間が無い、そのまま犬を事務所に連れて帰ってしまえば終り.後は分からずしまい、
死ぬまであの犬は虐待を受けるのかと思うと一生悔いを残す。
ともかく助ける為にまず、思いついたのが話し合いでいこう。もう、これしかない、では如何言う。
動物保護団体の者です。いや、保険所の者です。よし決定!!
”すみません、それお宅の犬ですか?今、躾をしているのですか?” なんや!お前!
”いや、私は動物保護団体の者ですが、いや!保健所の者ですが!” それが、なんや! そう言われて
その後に続く言葉が出ず(チョット、赤面)、つい!!この犬は躾では無い虐待だ!この犬を引き取ると言ってもみ合いになり
相手が手を出してきたのでこういう事なら話が早い。元ボクサーなので遠慮して平手打ちで反撃、すぐにヒックリかえる。
奪い取るのはいいが犬は全身血だらけで怯えてすごく震えている。再び怒りを覚え多分、次に又、違う犬を飼って同じ事をするなと思い、
この犬に与えた同じ痛みを今度はパンチで分からさないと又、同じ事をするやろう。
相手はまだすぐ近くにいてこちらを睨み付けていたので近寄り
オッサン!家何処や!(お前もオッサンやんけと言い返したかどうだか)俺はOO組みの門やぞ!!問答無用
コンビネーションパンチ10連発 白目を向いてダウン!なかなか起き上がってこない、一瞬ヒヤリとしたけど
起き上がるなり、”すみません!すみません!”と言って走って逃げる
”おい!時計落している”投げつけながら”今度又、犬を連れているとこを見つけたらぶっ殺すからな!!”
この後、ブリーダーをしている友人に飼ってもらえる様に頼んだが断られ餌だけを頂き自宅に連れて帰る事に。
誰も雑種の成犬は飼ってはくれないし、まず可愛がってはくれないだろう。
残りの余生を可愛がってやれるのは連れて来た本人俺しかいないな。毎日の散歩が大変やけど。